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ポリウレタンの劣化(脆化)について

ポリウレタン(弾性糸)って何?

ポリウレタンとは

伸縮性が良く、ゴムより丈夫な強い繊維です。
他の繊維とともに編み込まれ、伸縮性を必要とする、身体にフィット性を求められる衣類に幅広く使用されています。こうした優れた特長がある反面、取り扱いにより耐久性を損ねたり、ゴムと同じように年月を経るにしたがって弾力性がなくなったり(劣化)、弱くなって切れてしまう(脆化)という弱いところもあります。

ポリウレタンの寿命

年月とともに劣化(脆化)をしますが、長期間同じ状態で保管をしていると、保管時の影響を受けて寿命が短くなります。お早目にお使いいただくことをお勧めします。
長時間の伸縮動作により少しずつ伸縮力は落ちてきます。
長くご愛用になり、このような状態になると商品の寿命(消耗)となります。

汗の長時間付着、洗剤の残留分、直射日光などによるポリウレタンの劣化(脆化)が原因。

塩素や紫外線はポリウレタンの大敵!

ポリウレタンの劣化(脆化)には色々な原因があります。次のような影響を受けると、いっそう劣化(脆化)が進みます。

・塩素
水道水・漂白剤・消毒剤・ごく一部の洗剤・プールの水などに含まれています。プールの水は水道水の3〜4倍の塩素を含んでいます。カビ取り剤やトイレの洗剤などは塩素系の物が多いです。
・油脂分
汗・皮脂・洗濯後の残留洗剤・石鹸・外用薬、ローション・食用油など。お風呂の残り湯などには皮脂が多く含まれています。
・紫外線
日光に含まれています。
・高温・高湿度
乾燥機の使用・長時間にわたっての直射日光など。
・酸化窒素ガス
自動車の排気ガス、石油ストーブ・ガスストーブ・ガスコンロなどが燃焼する時に発生するガスです。
・カビ

どのように取り扱えばいいの?

取り扱いにより複合的な条件でポリウレタンに負荷がかかります。汗の量や成分、洗濯するまでの時間、洗濯での洗剤の量や洗濯物の量、干した時の日光の当たり方、湿度など、その都度条件は違いますので、同じ時に購入した商品でもポリウレタンの傷み方に差がでて

取り扱いのポイント

●着用後はできるだけ早く洗濯する
寒い時期でも汗をかきます。
また着用すると皮脂は付着します。こまめな洗濯を心がけましょう。
●洗剤の入れすぎに注意し、十分にすすぐ
洗剤を多く入れても洗浄力は変わりません。また全自動洗濯機の場合は水量が決められていますので洗剤を入れすぎてしまうと残ってしまいます。特に石鹸は石鹸カスが残りやすいので、すすぎを十分にしましょう。
●洗濯後は直射日光をできるだけ避け、風通しの良い日陰干し
ステンレスなどの金属製物干し竿は、直射日光を受けるとかなりの高温になります。また乾燥機の使用も全体的に負荷がかかりますので避けましょう。
●水着などは着用後すぐに水道水でよく塩素を洗い落としてから持ち帰る
塩素がついた状態で熱が加えられると、さらに劣化・脆化が促進されます。暖房器具や夏季の車内などの高温にさらすのは避けましょう。