弔慰金・お供え物<佛式>
贈り物のマナー一覧へ戻る1.通夜祭・葬場祭
表書き
「御霊前」・「御香奠」・「御香典」・「御香料」・「御悔」
金封・のし袋などの様式
3.の「共通事項」をご参照ください。
その他の注意点
●表書きは、薄墨(色)が基本ですが、現在では濃墨(色)と使い分けをしないことも増えています。金封(水引付き不祝儀袋)・のし袋には「御霊前」「御香奠」「御香典」と書くのが一般的です。(のし袋に蓮の模様のない「御霊前」は神式、キリスト教式を問わず、一般的に金品に用いられます。)
●表書きは、四十九日の忌明け法要当日から「御佛前」、忌明け法要前は「御霊前」とするのが一般的です。
●金封・のし袋は袱紗に包んで持参し、受付で袱紗から出して手渡します。袱紗は慶事と弔事では、色や包み方などが異なるので注意しましょう。
2.法事
表書き
●初七日法要(毎七日法要):「御佛前」
●満中陰(四十九日忌―忌明け)法要:「御供物」
●一周忌法要・三回忌法要・七回忌法要:「御供」
金封・のし袋などの様式
3.の「共通事項」をご参照ください。
その他の注意点
●通夜・葬儀時と同様、表書きは薄墨(色)を使用します(濃墨(色)でも可)。
金封・のし袋には「御佛前」「御供」、お供え物に掛けたのし紙には「御供物」「御供」と書きます。
3.通夜祭・葬場祭・霊祭 共通事項
金封の様式
●水引/黒白・黒白銀(5本か7本)・双銀(7本か10本)
●結び/結び切り・鮑結びが基本
*地区により、黄白の水引(5本か7本)や、水引なしの白折を用いることもあります。
黒白銀7本鮑結び
藍銀蓮絵入り
5本結び切り
のし袋・のし紙の様式
●水引/藍銀(蓮絵なし・5本か7本)
●結び/結び切り・鮑結び
*地域・地区により、黄銀の水引(5本か7本)や、白無地ののし袋を用いることもあります。
ご香典の目安/最多回答額
贈り先 | 年代別 | 東西別 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 以上 |
関東 | 関西 | |
全体 | 3千円 | 5千円 | 5千円・ 1万円 |
1万円 | 5千円 | 5千円 |
勤務先の上司 | 3千円 | 5千円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 5千円 |
勤務先の同僚 | 3千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 3千円・ 5千円 |
勤務先の部下 | − | * | 5千円 | 1万円 | 5千円 | 5千円 |
勤務先社員の家族 | 3千円・ 5千円 |
5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 3千円 |
取引先関係 | − | 5千円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
祖父母 | 1万円 | 1万円 | * | − | 2万円 | 1万円 |
両親 | * | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
兄弟・姉妹 | − | 5万円 | * | 3万円 | 5万円 | 3万円 |
おじ・おば | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
その他の親類 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
友人・知人 | − | 5千円 | 5千円・ 1万円 |
5千円 | 1万円 | 5千円 |
となり・近所 | 3千円・ 5千円 |
3千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 |
友人・知人の家族 | 5千円 | 5千円 | 1万円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 |
その他 | * | 3千円・ 5千円 |
* | 5千円・ 1万円 |
3千円 | 5千円・ 1万円 |
(注意)「−」は該当するサンプルなし。「*」はサンプル数不足のため未確定。
データは1998年6月、三和銀行ホームコンサルタント調べ。
御供物料の目安
最多回答額 | 第2位回答額 | 第3位回答額 | |
---|---|---|---|
全体 | 1万円 | 5千円 | 2万円 |
四十九日 | 1万円 | 5千円 | 2万円 |
一周忌 | 1万円 | 5千円 | 2万円・3万円 |
三回忌 | 1万円 | 5千円 | 3万円 |
その他の法要 | 1万円 | 2万円 | 3万円 |
データは1998年6月、三和銀行ホームコンサルタント調べ。