棟上・新築・引越し
贈り物のマナー一覧へ戻る表書き
「御祝」・「御棟上御祝」・「祝御上棟」・「御新築御祝」
金封の様式
花結びの赤白5本
水引は赤白(5本か7本)、結びは花結び(蝶結び)または鮑結び
のし袋・のし紙
結びは花結び(蝶結び)
水引はのし袋(印刷祝儀袋)の場合、赤金または赤銀(5本か7本) を用い、のし紙は赤金(5本か7本)
贈答時期
棟上げ祝は、1週間前より当日までに。
お祝い返し
上棟式はごく内輪で行うためお返しはしません。新築のお祝い金に対するお返しは、落ち着いた時期に招待してもてなします。お返しをする場合の表書きは「内祝」とします。
その他の注意
上棟式は縁起のよい日に棟上お祝い、工事の安全祈願、建築工事関係者の労をねぎらい簡単な酒宴振舞をしますが、清酒・折り詰め等と共に祝儀(表書き「御祝儀」)を手渡します。建築工事始めの地鎮祭で、お祓いをいただく神官へ謝礼(表書き「神饌料」)と「御車代」工事関係者へは祝儀(表書き「御祝儀」)を渡します。新築現場のご近所にも、工事中迷惑をかけるため手土産(表書き「御挨拶」)を挨拶がてら持参します。表書きは全て濃い墨(色)で楷書で書き入れます。新築祝いに贈る品は事前に聞いておくほうが無難。火に関するものは避ける習慣があります(卓上ライターなど)。
引越し
普通の引越しであれば不要ですが、お世話になった方には、お礼もこめて餞別を贈ります。表書きは「御餞別」、水引は白赤の蝶結びか鮑結びでのしをつけます。栄転は「御祝」。マイホームの引越しは新築、新居購入祝いの意味合いで、表書きは「御祝」「御新築御祝」水引は白赤、金銀で結びは蝶結びか鮑結びでのしをつけます。御餞別や送別会をしてもらったお返しは不要ですが、お礼状はできるだけ早く出します。引越す前日までに近所の方やお世話になった方々に挨拶を済ませます。500円程度のタオルや石鹸が一般的です。引越し先の挨拶はその日のうちに済ませ、そばや、タオル、石鹸に姓を記したのしをかけ、挨拶にいきます。 一戸建ては向こう三軒両隣、マンションは両隣とお向かい、上下階、管理人に挨拶します。
新築祝の目安/最多回答額
贈り先 | 最多回答額 | 第2位回答額 | 第3位回答額 |
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全体 | 5千円 | 1万円 | 3万円 |
勤務先関係 | 5千円 | 1万円 | 2万円 |
親・親類 | 3万円 | 1万円 | 5万円・10万円 |
兄弟・姉妹 | 3万円 | 5万円 | 10万円 |
友人・知人 | 5千円 | 1万円 | 3千円 |
隣・近所 | 5千円 | 1万円 | 2千円・3千円 |
データは1998年6月、三和銀行ホームコンサルタント調べ。