ふくさの使い方
贈り物のマナー一覧へ戻る金封を先方に持参する場合、ふくさに包み持参します。祝儀と不祝儀では包み方が異なります。
相手のお宅を訪問する時は、挨拶の後手渡しますが、祝儀袋の場合は台付きふくさで、ふくさから出し祝儀袋を盆にのせ相手側に向けて差し出します。台付ふくさが無い場合、ふくさをたたみ盆の代わりに使用します。ふくさの下方を先方に向け、ふくさごと差し出す場合もあります。
結婚のお祝いは、品物もお金も1週間前迄に持参するのが本来の形です。
祝儀、不祝儀ともふくさから金封と取り出し、受付の方に向けて差し出すのが礼儀です。
お祝いごとのふくさの包み方
ふくさの色は通常、赤、エンジなどを用います。紫は、祝・佛兼用で用いられます。
1)あらかじめ祝儀袋をふくさ中央よりやや左の方へ寄せておく。
2)左を中に折り込む。
3)上をたたみ、次に下をたたむ。
4)右を折り裏へ折り返す。左の上下に小さく三角形ができる。
お悔やみごとのふくさの包み方
ふくさの色は通常、緑、灰色などを用いますが、紫も使用されます。
1)あらかじめ不祝儀袋をふくさ中央よりやや右の方へ寄せておく。
2)右を中に折り込む。
3)下をたたみ、次に上をたたむ。
4)左を折り裏へ折り返す。右の上下に小さく三角形ができる。
▼下記のようなポケットサイズの簡易ふくさもあります。