贈り物の言葉
手紙のマナー一覧へ戻る誕生日や記念日のお祝い、中元・歳暮など季節のごあいさつ、そしてちょっとしたお菓子や庭の花のおすそ分けまで、贈り物には、心こもった言葉をひと言添えて。手にした方も、きっと、うれしさが何倍にも広がります。
誕生日
・ ささやかですが、○○さんに似合いそうな○○○○を選んでみました。使っていただけるとうれしいのですが。
・ お祝いの心を美しいバラの花に込めて贈ります。
お祝い
・ お祝いのしるしまでに、心ばかりの品を別便にてお送り致しましたので御笑納頂ければ幸いに存じます。
・ ささやかな品でございますが、お祝いのしるしまでに○○○○別送いたしましたので、なにとぞよろしくお納めくださいませ。
お中元
・ 暑気払いにと、○○をお届けいたします。
・ いくぶんでもお暑さしのぎになるようでしたらうれしいのですが。
・ 暑さのお見舞いまでに、当地名産の○○を別便にてお送りいたしました。
・ お中元のご挨拶代わりに、○○デパートから、○○セットを送らせていただきました。お召し上がりいただければ、幸甚に存じます。
・ 変わりばえもしませんが、時節柄お役に立てていただければ、幸いに存じます。
お歳暮
・ お歳暮のしるしでございます。どうぞご笑納ください。
・ しるしばかりのお歳暮をお送りさせていただきました。
・ 本日○○デパートより粗品をお送りいたしました。変わりばえもしませんが、お歳暮のしるしでございます。ご笑納いただければ幸いです。
・ お歳暮のおしるしまでに、心ばかりの品を送らせていただきました。些少ではございますが、お正月にでもお使いいただければ幸いでございます。
おすそ分け
・ 庭にミニバラが咲きました。あなたにもお福分け。
・ めずらしいお菓子のいただきもの、あなたにもお福分けしますね。
身につけるものを贈る
・ ○○さんにぴったりのスカーフをやっと見つけました。
・ 海の好きなあなたに、貝殻のピアスをプレゼント。
・ 愛用していただけるとうれしいのですが。
・ 気に入っていただけると、幸せです。
・ お気に召すよう祈っています。
食べ物を贈る
・ どうぞご賞味ください。
・ とれたての○○○○を北海道直送で送らせていただきました。2〜3日ほどで届く予定です。
お金や商品券を贈る
・ お好きなものをお求めください。
・ ○○にお役立てください。
・ 何かお役に立つものをお選びになってください。
・ お祝いに図書券を送りましたので、好きな本を求めてください。
その他、お祝いの贈り物につきましては婚礼・祝いの言葉 ーおめでとうの言葉ーをご参照ください。
■品物には添え手紙
お店から商品だけを贈って、終わりにしていませんか?
品物を店から贈るときは、別途手紙でお祝いの言葉とどこからどんなものを贈ったかを伝えるのがマナー。または、品物を選ぶときにカードを持参して、同封してもらうのもスマートです。
お金や商品券を贈るときは、薄紙に包むか、別の小さめの封筒に入れたり、カードにはさんで封筒へ。どんなことに役立てていただきたいかを綴って、添えることを忘れずに。